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 手根管症候群とは？

  • 手根管症候群とは、手根管の中にある正中神経が圧迫され痺れや痛みを伴う疾患です。
    手根管とは、手首にある筒状の管でその中に正中神経や腱などが通っています。
    特にこれといった原因がないと言われておりますが、手をよく使う職業の方や出産期や更年期の女性に多く見られます。
    出産期や更年期に多く発症する事からホルモンバランスの影響があるのではないかと言われております。
    簡単な徒手テストで手根管症候群かどうか判別する方法があります。
    ファレンテストといって、両手の甲をくっつけて、1分間保って痛みが増えるかどうかみます。

    鍼灸院8

手根管症候群の治療法とは？

鍼灸院18

治療法
① 薬物療法
消炎鎮痛剤などで炎症を抑えて手根管が圧迫されないようにします。
② ビタミン剤
ビタミンB１２は神経の状態を良くしてくれる栄養素です。
サプリメントなどで摂取するとよいでしょう。
③ 注射
手根管に注射をして炎症を抑えます。
④ 手の負担を減らす
手の使う頻度を減らしたり、負担がかかる動きをさけます。
この他にも重症なケースは手術をする方法もあります。
鍼灸施術の場合は、
① 手根管の炎症を抑える
② 痛みを緩和させる
③ 手首に負担がかからないように、周囲の筋肉の緊張を緩和させる
などがあります。


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